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郵便局のチラシ設置サービスとそのデザインを考える

宣伝広告の手法として、郵便局局内にチラシを設置できるサービスがある。普段郵便局を利用する年齢層や利用が多いサービスなどにより、設置するチラシの種類や業種・業態は限られてくる要に感じる。

郵便局のチラシ設置サービスとそのデザインを考える

広告媒体の利用は業種やサービス内容を十分検討して最適なものを選ぶ

自社の製品やサービスを紹介したいなら、新聞の折り込み広告やマンションなどへのポスティング
、フリーペーパーなど、様々あります。しかし、業種によって効果的なサービスもあれば、ほとんど効果が期待できないサービスもあります。
例えば店舗型の商売なら、上記の広告以外にもチラシにクーポンを付けて駅前で手配りすれば、
より人の目に付くことで来店が望め、ターゲットが不特定多数であれば効果が望めるかも知れません。

我々デザイナーという職種で、新聞広告やDM、フリーペーパーへの広告掲載を見かけません。
ほとんどがホームページの集客や直接営業するスタイルなのでしょう。または、これら広告物への広告掲載は集客できないという教訓めいた言い伝えがあるのかも知れません。いずれにせよ、フリーランスという立場で何の規制もないため、郵便局の広告設置サービスを一度利用してみました。

利用する客層と反応を考えてチラシの印刷枚数を決める

設置可能な広告類はポスターやチラシで、局によって設置規模が違うため、取り扱える範囲はまちまちです。
一日の利用客の規模により月額利用料金は違い、希望により掲載期間は延長できて1ヶ月間の利用から始められます。
専用ラックに置くチラシやポスターは原則月初めから月末までで、フリースペースを利用する場合は
月の途中からでも大丈夫です。

試験的に利用するならフリースペースを利用した広告がお勧めです。
しかし、予め理解しておかなければならないことは、利用者の大半が年配客や主婦であり、サラリーマンやOLは昼休みにCD機でお金を下ろす程度だということです。また、
フリースペースは置き場所が指定できず、局内に置かれると土・日に見られることはありません。設置枚数は200枚/局が上限ですが、サービス内容などにより印刷枚数を調整しなければ、残ったチラシは全て廃棄となります。

チラシ設置局を選ぶために自分なりの基準を設けること

担当者に大体のエリアを申し出るとその範囲にある郵便局の情報を印刷して提示してくれます。一日の利用人数や設置タイプの種類などが書かれてあり、郵便局の立地なども参考に設置場所を選びます。
例えば私が考えた理想的なデザイナーの設置条件として、

  • 1.A局以上であること
  • 2.沿線沿いにあること
  • 3.局に駐車スペースがあること
  • 4.すぐ近くに別の曲が存在しないこと
  • 5.商店街など繁華街がそばにあること

予想以上に郵便局の数が多かったので、自分なりの基準を設けることが必要でした。デザインという業種上、周辺が商業地などビルが多くある場所で住宅街は避ける必要がありました。また、駐車場がなければ地元の利用者しか訪れないことも予想されたため、沿線沿いで不特定多数の利用者が望めることも条件でした。今はGoogleMapのストリートビューを活用することで、周辺の町並みを予め知ることができて便利ですが、郵便局内部は見られないので、チラシの納品に初めて訪れてその狭さに後悔しないように一度実際に訪れて、スペースの確認は必要です。

郵便局のチラシ設置サービスを利用して感じること

  • ・業種やサービスの内容で大きく反応は違う
  • ・特定のサービスや予想される郵便局の利用者に利益が感じられない商材は難しい
  • ・自分のサービスと設置する郵便局のマッチングが難しい
  • ・不特定多数の人間や高齢者向けのサービスは向いている
  • ・研究すればもっと良い利用方法がありそう

今回デザインという商材でしたが、不特定多数が必要とせず限られた人がターゲットなため、ほぼ反応はありませんでした。やはり郵便局を利用する年齢層や性別などを予想して、その人が利用価値を感じる商材かどうかの判断が必要です。例えば商業地区をターゲットにする場合、マーケティングをかけるなど徹底すれば違うかも知れません。しかし使い方次第では利用価値の高いサービスだと感じました。

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