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自らが想うデザイナーとしての立場とデザインの理想や考え方

デザイナーの立場や考え方は様々で、何が理想的で正解なのかは難しい問題です。
しかし、正しいと思える理想を追い求めて歩み続けることが大切だと信じています。
私はフリーランスとして個人で活動するデザイナーですが、人が足りないと感じる部分を補い支える存在であると常に考え、デザイナーや依頼者ではなく消費者にとって有益な情報提供ができるようなデザインを心がけています。

1.「できないことをお手伝いする」のがデザイナーのお仕事

「できないことをお手伝いする」のがデザイナーというお仕事

私が考えるデザイナーの立場とは、
「普段は自分で作るけど時間的・技術的にデザインすることが難しい」人や
「アイデアや伝えたい情報はたくさんあるけど自分では表現できない」人など、
できない人に代わってデザインをする役割です。

しかし、伝えるべき情報に最も詳しいのは本人であるため、気持を相手に届ける一番の方法は依頼者本人が自ら伝えることです。
つまり、依頼者ができることまでデザイナーが手を出す必要はないと考えています。
あくまでもできない部分だけを補い、仕事の主導権は常に依頼者側に存在しています。

また、近年のビジネスシーンではパソコンに触れない業務自体が珍しく、社員やスタッフ自らがチラシを作成するような企業が増えています。
社員が作ったチラシで成果が出たり売上向上につながれば、デザイナーにデザインを頼む必要もなく経費削減につながるため、会社にとっては好都合でありそれが理想だと感じます。

医者は患者を診察したり傷を癒やすことはできますが、完治させるには患者自身の気持ちが最も大切であるように、効果的なデザインには依頼者の強い思いや意思が必要であり、その強い想いに寄り添いお手伝いするのが私たちデザイナーの仕事です。

2.消費者の気持ちを動かす有益な情報提供が理想のデザイン

消費者の気持ちを動かす有益な情報提供が理想のデザイン

一般的にデザインの必要性を感じる瞬間は、集客や商品・サービスのお知らせ、売上向上や販売促進など様々ですが、常に消費者を適切にゴールへ導く必要があります。
広告の最初の目標は、より多くの人の目に留まり、いかに手にして内容を見てもらえるかです。
つまり、消費者がそれを見てより多くの情報を知りたいと思えるようなデザインが求められます。
例えばチラシなら表面に興味を持った人しか裏面は見ないと考え、伝えるべき情報を表面でわかりやすくインパクトを持たせて表現する必要があるでしょう。
もちろん派手で華やかなデザインであっても、内容が伴っている必要があります。

消費者は商品やサービスそのものではなく、それを手にすることで得られる利益や価値に対してお金を払うということを意識し、単純に情報を見栄え良く並べず、商品やサービスに対する消費者の欲求や理想を思い描きながらデザインしなければいけません。

この時代にチラシなど印刷物を作るメリットとは?

この時代にチラシなど印刷物を作るメリットとは?

近年チラシを始めとする印刷物は反響薄で、商品やサービスの宣伝・案内はもっぱらネット広告に移りつつあります。
それはデザインのクオリティ以上に印刷や折込等にかかる費用の問題が大きいと言えます。
特に新聞折込ではその影響が顕著で、新聞購読者数が減少する中でも印刷や折り込みの費用は以前同様に掛かるため、多くの事業所は折込チラシ自体を中止したり頻度を下げ始めました。
しかし、地域密着型の事業であれば、チラシやパンフレットの効果は未だネットを上回る可能性を秘めています

また、誰もがスマホやタブレットを使い情報を集める時代のため、チラシとネットのいずれかにのみ傾倒せず双方の特長を融合させることが大切だと考えています。
例えば、現在主流の手法として最も詳しい情報をWebサイトに掲載して広範囲の集客や周知を狙い、店舗周辺にはホームページアドレスやQRコード付のチラシを捲いてWebサイトへ誘導するなど、チラシとWebサイト、SNSなどそれぞれ媒体の特長を上手く利用して情報を拡散することが印刷物による広告が今後生き延びる方法だと感じています。
大切なことは、アナログとデジタル双方の媒体をうまく利用して、ターゲットに対して情報を的確に拡散することです。

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