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デザインの考え方

このページでわかること
このページでは、私がデザインをどのように捉えて仕事に取り組んでいるのか?また、良いデザインを作るためには何が必要なのか?一体デザインとは何か?という疑問に対する独自の考え方を経験則を通して紹介しています。

依頼されるデザインは、1点1点が
特別仕立ての
オーダーメイドというデザインの考え方

デザインの考え方はデザイナーにより様々ですが、カラダの特徴やサイズに合わせてオーダースーツを作るように、デザインも依頼者の課題や悩み、問題に応じて作るオンリーワンのオーダーメイドだと感じています。
量販店で販売されている既製品のように、単純に情報をテンプレートに流し込むだけのデザインではなく、目的を明確にして理想とする結果につながる効果的なデザインにするため、以下の「良いデザインを作るために必要な3原則」にたどり着きました。

デザイナーが作るデザインはすべてがオーダーメイド

依頼者ではなく消費者のためにデザインするという考え方

デザインは依頼者の抱える問題や課題を解決することが目的ですが、基本的に依頼者のためにデザインするという考え方は持っていません。
それは、商品やサービスを購入したり利用するのは消費者であり、その消費者の気持ちを動かすようなデザインを作ることが最も重要で、結果的に消費者が動くことで依頼者の問題も解決に近づく、と考えているため、常に消費者がどのように考えるかをイメージして作っています。

依頼者ではなく消費者のためにデザインする

見た目以上に内容を重視した伝わるデザインという考え方

見た目だけキレイでカッコよくても期待した効果は得られないという考え方を持っています。
デザインそれ自体は目的ではなく手段であり、本来の目的は情報を的確に消費者へ届けることです。
キレイやカッコいいだけの表面的な要素にはこだわらず、常に内容に重点を置いて作っています。
つまり、見た目だけ美しく内容が伴わないデザインは作る意味がなく、まるでお金を捨てるようなものです。

見た目ではなく情報を届けることが重要

情報を丸投げせず依頼者がデザインを主導するという考え方

現状に解決すべき問題や課題を感じ、それをデザインで解決したいと望んでいるのは、デザイナーではなく依頼者自身です。
良いデザインを完成させるために大切なことは、「デザイナーに任せておけば良いデザインに仕上げてくれる」と情報を丸投げするのではなく、依頼者自身がデザインの主導権を握りデザイナーを積極的に動かすということです。
もし、これまでのデザインで問題や課題が解決できなかったとしたら、それはデザイナーに過度な期待を寄せすぎて協力をしなかったからかも知れません。

情報を丸投げせず依頼者がデザインを主導する

デザインとアートは似て非なるものと考える

自らの内なる思いや考えを目の前のキャンバスに叩きつけて表現し、見る人にその判断を委ねるイメージがあるアートの世界に対し、デザイナーとして日常作るデザインは、集客や周知徹底など特定の目的が存在し、それに少しでも近づけるために表現を考え、最終的に結果を残さなければ失敗と言えます。
デザインの要素として、美しさの表現や工夫なども含まれるため両者を完全に分けることはできませんが、私が考えるデザインとは、特定の対象に向けて的確に情報を届ける行為そのもので、美しさやカッコ良さというのは手段のひとつに過ぎないということです。
そして、上記で記した通り良いデザインを作るためには、見た目だけにこだわらず、消費者の心を動かすような内容を、依頼者とデザイナーが共に一生懸命に考えることにより実現できるのだと思います。

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