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デザインスクールから即戦力となれるか

即戦力は「学ぶ」より実践から「真似ぶ」方が近道

週日の日中に毎日通う専門学校と違い、仕事帰りのOLやサラリーマンが転職などを目的に訪れるようなスクールに通うことで、果たして現場の即戦力となれるのだろうか?
全国に様々なデザインスクールが存在し、実践を想定したカリキュラムのスクールもあるが、即戦力として活躍できるかは本人の学ぶ気持ち次第ということになる。
授業では主にフォトショップやイラストレータなどソフトの操作を覚えることが中心で、モノのとらえ方や考え方、実務作業の進め方など一歩踏み込んだ内容の講義まではないように思う。
実際の現場では、依頼内容からその本質をとらえ、いかに内容に即した構成で表現するかというソフトの操作以外が最重要になるため、数か月間で修了を迎える通常のスクールに通うだけでは即戦力には物足りないかもしれない。

短期間のパソコンスクールでは十分な知識は得られない

再就職や資格取得のためにWebの知識やグラフィックデザインを学びたい人は多く、本来ならば時間をかけて基礎からみっちりと学んだ方がよいことは理解していても、お金も時間も限られている社会人にとっては、2年間ほど通い続ける専門性の高い専修学校より働きながら通えて短期間に修了できるパソコンスクールを選ぶのは合理的である。
しかし、Web系グラフィック系ともに短期間で学べるのは実務で必要なソフトの操作くらいで、実際の現場で必要とされる能力までは養えない。
しかも、テキストさえあればソフトの習得は独学が可能である。

実際の授業では様々な知識や経験のレベルが違う人間が学ぶため、基礎が最も重要視される。
スクールに通うすべての学生が等しく理解して学ぶため、自分に必要のない知識まで一緒に学ばなければならず非効率な面もある。
経験談として、以前Web系の夜間スクールに短期間通ったことがある。
将来的にWebの技術を身に着けたいと意気込んで通ったが、独学で学んだ知識以上のものは一切得られず、しかも実際の現場では通用する内容ではなかった。
スクール側としても様々なコースを受講させるため、すべて受講しなければ役立たないカリキュラム構成にしているのかもしれない。

独学と人間観察で素人からの脱却を図る

会社勤めの頃、アルバイトの採用面接で数人のデザイン経験者や専門学校卒業生を面接したが、ほとんどすべての人が作品としてソフトを駆使したキャラクターや立体デザインなどを携えて来た。
おそらく学校で学んだソフトの知識を最大限生かして作品を作ってきたのは理解できるのだが、その多くはチラシやパンフレットなどの印刷物を作るのに必要のない技術といってもよかった。
技術が優れていることはわかった、しかしそこに何一つメッセージ性がなかったため、その頃求めていた即戦力とはならなかったのだ。

自分自身はデザインスクールなど行かず、未経験者歓迎の製販会社でアルバイトとして働き、毎日の作業でソフトの操作を独学しながら仕事上の考え方や動きを目で盗んで知識を蓄えていった経験がある。
現在でもデザイン事務所や印刷会社などでアルバイト募集があるはずなので、学ぶ気さえあれば現場から始めたほうが近道だろう。

現場の経験はスクールでの学びでは到底かなわないものがある

結論としては、基礎的なことは大切にすべきだが、現場の即戦力として実際に働くためには、どのような形であっても実際の現場を経験することが最も重要で、スクールに通っただけではすぐに仕事を任せることは難しいだろう。
どれだけソフトの操作が優れていても、それによって目を見張るような作品を作れたとしても、相手の意図を判断し想像力を働かせて最善の方法を選択して表現することができなければ、ただきれいなモノづくりができるクリエーターでしかない。
現場のデザイナーは依頼者と消費者を満足させ、集客や売り上げにつながるデザインが求められている。

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