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デザイン例

視覚障害者用楽譜作成ソフトの販促用チラシ
視覚障害者用楽譜作成ソフトの販促用チラシ

楽譜作成の楽しさとソフトの使いやすさを表現した販促用のチラシ

デザインの内容とその考え方

視覚障害者の祭典で視覚障害者用の楽譜作成ソフトを販売するために販促用チラシをデザインしました。
市販の楽譜作成ソフトの不便さを取り除き、視覚障害者の方にとって画期的なソフトであることを、実際の操作画面を使って便利なポイントを挙げ、ソフトの利便性やその優れた機能をビジュアル中心にわかりやすく表現しました。

市販されている楽譜作成ソフトは一般的に健常者を対象としているため、視覚障害者の方が補助なく簡単に使うことは難しく、視覚障害者用として販売されるソフトも簡易的で特に優れた商品はありません。
市販の楽譜作成ソフトを操作する視覚障害者の動画でも、スムーズに作業を進めることは難しそうで、視覚障害者にとって不都合な点が非常に多いことがわかりました。

しかし、視覚障害者に特化したこの楽譜制作ソフトは、市販ソフトを利用して感じる不都合な点を取り除き、視覚障害者の方が使いやすく、優れた操作性や簡便性を実現しているため、他の商品との棲み分けや差別化がすでに図れていました。
チラシの内容を構成する以前に商品自体の差別化ができていたため、その特徴や優位性、利便性などをいかに端的でわかりやすく表現するのか、に注力しました。

デザインに際して実際の販売風景を想像してみると、視覚障害者と介助者が共にブースを訪れて、チラシを手にしながら販売者と介助者の説明を頼りに、視覚障害者自身でソフトを操作している光景です。
会場やブースの規模にもよりますが、販売者が常に説明できるとは限らず、チラシの情報だけが独り歩きする可能性もあります。
原則、チラシを見るのは介助者だけですので、親しみを感じられ、ビジュアル的にわかりやすく、内容のポイントを絞り端的に紹介する必要があると判断しました。
つまり、楽譜作成について疎い初心者にもわかりやすく、便利さが伝わるようなデザインを心がけました。

◎デザインを依頼された経緯とその目的 株式会社アメディアが主催する視覚障害者の祭典である「アメディアフェア」へ
視覚障害者用の楽譜作成ソフトを出店するため、展示ブースに置く販促用チラシが必要とのことで、チラシの作成を依頼されました。
主な目的としては、市販の楽譜作成ソフトよりも便利で簡単に作成できることを伝えたいこと、そして商品の販売促進です。

◎デザインするときにこだわった点 楽譜作成ソフトを操作するのは視覚障害者本人ですが、チラシを見てソフトの操作性や利便性を感じ、ソフトの購入を考えるのは介助者や付添人であるため、まずは親しみを持ってもらえるようにイラストを使い、訴えたいポイントも絞って端的にわかりやすい内容のデザインを心がけました。

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