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デザイン例

演奏会のプログラム冊子
演奏会のプログラム冊子

緊張感のある演奏会に穏やかな温かみを感じさせる演奏会のプログラム冊子

デザインの内容とその考え方

音楽教室が主催する定期演奏会のプログラム冊子をデザインしました。
演奏会で緊張している演奏者やそれを見守る関係者の気持ちを少しでも穏やかで落ち着いた状態にしたいと考えました。
全体を暖色系の優しい色合いでまとめ、アロマキャンドルの明るい炎と遊び心を加えた立ち上るト音記号の煙で構成しました。
演奏順のプログラムは文字中心の構成となるため、読みやすいフォント選びや行間等を意識してストレスなく読める事を考えました。

近隣の会場を借りて、日頃のレッスンの実力を試す場所として定期的に演奏会を開催していますが、演奏会の規模が小さい頃は講師が自らプログラムを手作りしていましたが、来場者の増加に伴いしっかりとデザインされたプログラム冊子が必要だと感じたそうです。
当日来場する演奏者と観客は教室に通う生徒や関係者が中心ですが、音楽教室に関する各教室のお知らせとコース案内を掲載しているのは、参加者を通じて情報が広まることを考慮しているからです。

演奏会という場を考えると、カバンを持たず手ぶらで来られる方も多いため、本来は手荷物にならないようにサイズ感を考えなければいけません
掲載する情報量が多い場合は三つ折りや蛇腹折りなどコンパクトに持ち運べる工夫をし、来場者の負担を少しでも軽減することを考える必要があります
会場の規模や来場者数、予算に応じた理想的な印刷物を選ぶ必要があることを改めて学びました。

決して潤沢にあるわけではない予算の使い方を見ることで、何に対して力を入れているのか見えてくるものがあります。
音楽教室の生徒による音楽教室のための演奏会であれば、演奏順がわかる簡単な印刷物で済ませても何ら問題はありませんが、演奏会の規模の大きさを考慮して、デザインされた演奏順のプログラム冊子を参加者に手渡せば、演奏会に注力していることが伝わり印象も変わると思います。
演奏順が掲載されたプログラム表という、本来は文字情報だけで構成されそうな内容に対して想像力を働かせてビジュアルを考えましたが、テーマ性や情報に乏しいデザインは概して理想や空想に走りがちで、芯を捉えづらいと感じました。

◎デザインを依頼された経緯とその目的 音楽教室が定期的に開催している生徒だけの演奏会で配布するプログラム冊子のデザインを依頼されました。
主に出演者や来場者へ配りますが、各教室の紹介やコース案内も掲載して教室の認知度を高める意味合いもあります。

◎デザインするときにこだわった点 演奏会に出演する生徒の演奏者やその関係者は緊張感でいっぱいだと思いますので、演奏順が掲載された単なるプログラム冊子ですが、少しでもゆったりと穏やかな気持ちになってもらいたいと思い、暖色系の落ち着いた色調とアロマキャンドルの炎のゆらぎ、そしてそこから立ち上るト音記号を模した白い煙をデザインしました。

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