Works
作品集
インパクトのあるコピーとコミカルに痛みを表現した接骨院のチラシ
デザインの概要と考え方
強いメッセージ性と症状をコミカルなキャラクターで表現した接骨院のチラシ。表現したのは「変化」。
体に痛みを感じたら、痛い箇所から原因を探る。最近の行動や生活から原因を探る。マッサージやストレッチ、湿布で痛みが緩和しても一時しのぎで、根本の原因は「カラダの歪み」なのかも知れません。
体に痛みを感じれば、痛い箇所に原因があると思いがちですが、カラダの歪みを原因に考える人は少ないと思います。より多くの人にこの事を知ってもらい、少しでも改善につなげたい。そんな接骨院からの願望もあり、少しインパクトがあってメッセージ性の強いチラシを作成してほしいと依頼がありました。
カラダの痛みに悩む人は、痛みの原因がカラダの歪みかも知れない、とは気づかないかも知れません。だから、伝えたい内容を大きな文字で扱うことで、知ってもらいたいという願望を強調しました。
また、具体的に痛みの種類を紹介したいと思い、デッサン人形にポーズを取らせて使うことにしました。イラストでは稚拙なイメージが抜け切れず、人物写真を並べても注意を向けるには変化が弱いと思ったからです。瞬間的なひらめきを大切にしたいと思いました。
長期間カラダの痛みが続く人は、マッサージや整体などへ数回通ったものの改善されず、接骨院へ通院してもやがて足が遠のき、痛みがぶり返す。その繰り返しの方が多いそうです。
チラシは接骨院への集客目的でもありますが、まずは長く続く痛みの原因として、カラダの歪みを疑ってもらいたい、という注意喚起の意味が大きいです。
◎依頼された経緯や目的は? 体の痛みの原因に体の歪みがあるという事実を知ってもらい、少しでも改善するために来院してもらおうと、わかりやすく解説するようなチラシを依頼されました。
◎最もこだわったポイントとは? 痛みの各症状の解説で、実際の写真では面白みがなく、イラストを使えば幼さが出るため、デッサン人形にポーズを取らせて撮影し、それぞれ並べてデザインしました。