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組織と個人の仕事に対する考え方の違い

できるデザインを丁寧確実に届ける仕事

会社のためにできないことも引き受けて儲けにつなげる代理店のような仕事のやり方はしたくない。
効率が悪くてもできる仕事を真剣に、丁寧に取り組むことが大切だと考えている。
仕事に対する考え方に正解などなく、それぞれの立場や組織の在り方などにより相応しい考え方が存在するが、それぞれを大切に扱い考えたい。

何でもできると謳いながら、できないことは外注するというやり方。

仕事を得るための考え方や手法は人それぞれで、その良し悪しは本人次第。
「年を重ねてくると、仕事は他に任せないと。」同級生の知人に以前言われたことがある言葉だが、そうすることに意味があるのか自らに問い続けている。
すべてを自分で行うことの負担は大きく、より効率的に物事を進めるためには自分以外の誰かを使い作業を分担しなければ、多くの仕事をこなすことは難しい。
特に一人で仕事をする場合、時間に対してできる仕事の量に限界があるため、本来は外注してでも効率化を図る必要があるのは重々承知している。

とある事業所の新規事業におけるWebサイトを構築するにあたり、内容の打ち合わせをする中で、仕事への考え方に違和感を覚えたことがある。
事業として何ができるのか聞き出す中で、実際にはできないことまですべて網羅して掲載したいという。
「実際できないことを依頼された場合はどうするのか?」
そう問いかけると、できる人間に外注するだけで何の問題もないと回答された。
会社それぞれに仕事に対しての考え方があり尊重すべきだが、全く未知の分野にまで手を広げて儲けにつなげるやり方がいいとは思えない。
一度でも「できません」と言えば二度と仕事が来ないという恐怖感を感じるのも理解できるが、この考え方は組織として当然の考え方なのだろうか?
なんでもアリのようで、仕事への誠意があまり感じられなかった。

儲け優先の考え方より、できる仕事を丁寧確実にが大切。

組織と個人ではすべてが根本的に違う。
だから仕事への考え方も違って当然だと考えている。
例えば仕事に携わるすべての人たちが同じように情熱を持つことは当然として、何十人もの社員を雇う組織においてはその家族までも養う責任があるため、より効率化を図り少しでも多くの仕事を得て儲けにつなげようとするだろう。
しかし、ある種の流れ作業のように効率化されたその手法や考え方とはまったく異なり、ひとつの仕事をより深く考え大切に進めることは決して悪いことではない。
当然儲けは少なくなり安定した生活は望めなくなる可能性もあるが、本来やりたかったことであるならばそれでもいい。
生き方に正解はない。

仕事に対する考え方に「こうあるべき」や「絶対」と決めつけることは禁物であり、常に多種多様な考え方や多面的に物事を見ることが求められる。
しかし自らの考え方には常に信念を持ち、揺るぎないものでなければならないと感じている。

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